過去15年(2003.11.12-18.11.27)
3691営業日分保存して来た松井証券の信用評価損益率のデータを使い
今後いくつかの分析を試みますまず、現時点の相場がどの段階にあるのかを
カレーの辛さ(からさ)を投資の辛さ(つらさ)と重ねて
甘~い「1辛」から極めて辛い「10辛」の10段階に分類しますpic.twitter.com/M1NkPxlaA3— (@quickdong1) 8:25 – 2018年11月27日
なお、この企画を考えたときに内々にヒヤリング(笑) を行い
いくつかご意見を頂きました!その中で
せっきーさん
https://twitter.com/charumera77から カレーのアイディアを頂きました!
ちなみに
11/27段階は10段階では(8辛に近い)「7辛」でしたまあまあ「辛口」になってきた段階ですね!
— (@quickdong1) 8:25 – 2018年11月27日
今回クローズアップしている信用取引の買い建ての評価損益率は
一義的には需給のバロメーターです信用建玉の評価損は担保価値から差し引かれます
つまり
損が増えるとその分は「出金と同じ」
逆に改善すると(+浮上するまでは)「入金と同じ」に作用します
まさに信用力の膨張・収縮の大本です
— (@quickdong1) 19:21 – 2018年11月27日
仮に1千万円の現金担保
2千万円分信用建玉
なら
維持率は50%
信用余力は1300万円それが
1%損益悪化(20万円出金と同等)で
信用余力はその3.3倍の66万円ずつ減少損失が19.7%に達すると
余裕があった維持率は30%
信用余力ゼロこのまま行くと
「追証」
そして「破綻!」が頭をよぎります— (@quickdong1) 19:22 – 2018年11月27日
つまり
この評価損益率こそ
「懐具合のバロメーター」であり究極的には「感情のバロメーター」として可視化出来る指標で
特に「-20%」は(おそらく信用取引で一般的な)レバレッジ2倍モデルで
「恐怖」と「生存本能」が「理性的判断」を破壊しだす
「臨界点」なんじゃないかと考えています
— (@quickdong1) 19:43 – 2018年11月27日
よく耳にする
「信用評価損益マイナス20%を割ったら買え!」
という村の古老の言い伝え(相場のベテランがよく言うやつ)は
結局
(追証や破綻が頭をかすめて)
「おかしくなった(合理的な判断が出来なくなった)人の逆ポジを取れ」という「優位性の在り処」の言い伝えなんだと思っています
— (@quickdong1) 20:22 – 2018年11月27日
10月以降
信用評価損益は「7辛」~「9辛」のレンジに下がり信用余力が減ってまた下がるというマイナス回転
順調に成長している会社も投資家の余力低下で
PERが痩せていきました
(賢者タイムに)「9辛」段階でプチセリクラがありましたが
「非合理的な投げ」一歩手前で踏みとどまった印象
— (@quickdong1) 23:00 – 2018年11月27日